大型家電を不用品として処分する方法

家電を処分するときは同時に新しい家電を購入するというケースが多いでしょう。そうした場合は家電を購入した店舗に下取りしてもらい、同じ店舗で新しく購入する方法が一般的です。家電量販店によっては下取り割引を用意しているケースがあるので、買い替えをする方にとっては適切な方法でしょう。

ほかにも大型家電の販売メーカーに連絡し、処分してもらう方法もあります。どの店舗で購入したのか覚えていない、引っ越し・出張の関係で購入した店舗まで行けない、といった状況で便利です。家電量販店とメーカー処分に共通するのは、場合によっては料金が発生することです。大型家電一点につき数千円の費用を請求されることがあります。

自治体に粗大ゴミとして回収してもらう方法もありますが、すべての家電に対応しているわけではありません。テレビと冷蔵庫、洗濯機、エアコンに関しては家電リサイクル法に基づいた処分が必須となります。
これらの大型電気製品はリサイクルのために用いられるのです。

ただしリサイクル料は処分を希望する人が支払わなくてはいけません。自身で処分場所まで運搬するのが困難な場合は、リサイクル料に加えて収集・運搬費用も発生します。

確実に大型家電を処分するには、不用品として処分する方法が得策です。不用品回収業者ならば電話やネット依頼ひとつで自宅まで回収しにきてくれます。不用品回収業者は一般廃棄物収集運搬許可、産業廃棄物収集運搬許可、古物商許可などの資格を有しています。無資格で運営している会社を利用すると被害に巻き込まれる可能性があるので注意しましょう。あまり使用されていない程度のよい大型家電の場合は、リサイクルショップで買取りしてもらえるケースがあります。