車やバイクのバッテリーを不用品として処分するには

車やバイクに使用されているバッテリーが寿命を迎えて不用品となった場合、処分を考えるはずですが、ごみとして回収してくれる自治体はまずありません。

車やバイクのバッテリーは高いエネルギーを溜め込む上に、内部に酸などの物質を含んでいて危険だからです。そのため、一般的なごみとは異なる処分方法を考える必要があります。

大抵の場合は、バッテリーを購入した店舗が回収を受け付けているはずなので、そちらに依頼をすると良いでしょう。多くの場合は無料で回収してくれます。

中には数百円から千円程度の処分費用が発生するところもありますが、回収を断られることはないでしょう。また、他で購入したバッテリーであっても、処分費用さえ支払えば回収してくれるところもあります。

また、新しいバッテリーを購入するのであれば、交換する形で引き取ってくれるところも多いです。そのため、新しいバッテリーを購入するつもりであれば、先に処分を済ませてしまわないように注意しましょう。

もし、バッテリーを購入したところが廃業していたり、引越しをして遠く離れていたりする場合は、不用品回収業者に連絡するという選択肢が出てきます。バイクそのものを回収しているようなところであれば、バッテリーも問題なく回収してくれるはずです。

基本的には回収費用が発生しますが、安全に処分できます。その不用品回収業者は店舗を構えている他に、近くをトラックで回っていたり、電話で連絡すれば回収に来てくれたりするところもあります。そういったところを利用すれば、重いバッテリーを持ち運ぶ手間が省けます。

バッテリーの処分を考えた際に一番やってはいけないのは、自分の手で分解することです。たしかにバッテリーは分解すれば、自治体でも回収できるごみにできます。

しかし、バッテリーには目に触れると失明する恐れがある酸が含まれている上に、残っている電力によって感電する恐れがあります。したがって、自分でなんとかしようとはせずに、必ず専門家に処分を依頼するようにしましょう。